舞妓さんの装いに隠された秘密を徹底分析!(かんざし編)

今でも京都に残る舞妓文化。舞妓さんが身につけている着物や髪型には、長い歴史の中から生まれた沢山のこだわりが詰まっています。

そんな舞妓さんの装いを、徹底分析してみましょう。

舞妓さんのかんざし01

(1月のモチーフである「松竹梅」のかんざしをつけた舞妓さん)

 

かんざし

かんざしは季節感を表す重要なもの。毎月四季折々の花や小物をあしらったものをつけます。

 

それぞれの月に使われる代表的なモチーフは以下のようになっています。

舞妓さんのかんざし02

1月 「松竹梅」(正月は「稲穂」)

2月 「梅」「くす玉」「かざぐるま」

3月 「菜の花」「水仙」「桃」「牡丹」

4月 「桜」「五郎蝶」

5月 「藤」 「あやめ」

6月 「柳」「紫陽花」

7月 「団扇」「お祭り」

8月 「ススキ」「朝顔」

9月 「桔梗」「萩」

10月 「菊」

11月 「紅葉」「いちょう」

12月 「南座の顔見世のまねき」 (「まねき」とは歌舞伎役者の名前が書いてある木の看板のこと。歌舞伎を見に行き、贔屓の役者にかんざしの「まねき」に名前を入れてもらうのが恒例)

 

また、舞妓の「花かんざし」の形や大きさを見ると、その舞妓さんが新人なのか、ベテランさんなのかが見分けられます。

舞妓さんのかんざし03

舞妓さんのかんざし04

たとえば、上の写真では、左側が新人さん、右側がベテランさんです。

舞妓になって1年未満はたくさんの小花が集まったようなデザインで、かんざしの下に「ぶら」と呼ばれるものが垂れ下がっています。

 

2年目になると「ぶら」がなくなり、年数を重ねるごとに、花自体が大振りな物になっていきます。

芸妓になる時期に近づくにつれて、着物と同じくかんざしもシンプルで落ち着いたものになっていくのです。

舞妓さんのかんざし05

写真の向かって左のかんざしだけは舞妓さん個人の好みでつけられるそうです。やはりそこは10代の女の子らしく、キラキラした蝶などが人気とのことでした。

 

スポンサードリンク




サブコンテンツ

このページの先頭へ