舞妓さんの装いに隠された秘密を徹底分析!(髪型編)

今でも京都に残る舞妓文化。舞妓さんが身につけている着物や髪型には、長い歴史の中から生まれた沢山のこだわりが詰まっています。そんな舞妓さんの装いを、徹底分析してみましょう。

舞妓さんの髪型01

<髪型>

舞妓は自毛で京風の髷(まげ)を結い上げます。(芸妓になるとはカツラを被るようになります)

花街には舞妓の髪を結うことのできる美容室が今も残っています。一度髪を結うと、1週間位は寝る時もそのまま過ごさなくてはならないので大変!高枕と呼ばれる枕に首を当てて寝るのです。

舞妓さんの髪型02

舞妓の髪型は経験年数に応じて結い方が決まっています。全体として、髷を高く作ると若さが強調されます。

舞妓さんの髪型03

(「割れしのぶ」の髪型)

 

舞妓になりたての頃はまず「割れしのぶ」と呼ばれる髪型をします。髷をふたつに割り、鹿子(かのこ)絞りの赤い筒状の飾りを差し込んで、真ん丸な髷を作ります。真ん中に「鹿の子止め」と呼ばれる丸いかんざしをさします。全体的に可愛らしい印象の髪型です。

 

2、3年経っておねえさん舞妓になると「髷替え(わげかえ)」という儀式をし、「おふく」という髪型になります。髷から見える布の部分が後ろ側だけになり、少し落ち着いた雰囲気になります。後ろの布は「おふくがけ」という結んだような形になっています。

 

「おふく」になった後は、お正月や始業式などの行事の日には、「奴島田」という髪型を結います。祇園祭りの時期には「勝山」という髪型をします。

 

舞妓から芸妓に変わる(これを「衿替え(えりかえ)」と言います)直前の2週間程度だけ結う髪型が「先笄(さっこう)」です。この髪型をしている舞妓さんを見かけると、「ああ、そろそろ芸妓さんにならはるんやなあ」ということがわかります。

 

「先笄」は江戸時代の頃から成人を意味する髷として結われてきた髪型だそうです。結い上げた髪の「橋の毛」と呼ばれる部分(ちょんまげのようなもの)の先を切るのが特徴です。芸妓になるとカツラを被るため、もう地毛を結うことはなくなります。舞妓さん自身にとっても「これで最後」という気分になる感慨深い髪型なのだそうです。

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