アスパラガスの仮植え【種から育ててみる!】

アスパラガス苗の2度目の植え替え

最初の植え替えが終って、1か月半~2か月くらいになると、スリット鉢の下から根が顔を出すようになります。

この時期に入ると気候も秋の気配がし始めて、秋雨前線も近づいてきて、雨量も増えてきます。植え替えてから伸びてきた茎は50cmを超えるようになり、そろそろ、二度目の植え替え適期に入ります。

アスパラガス 仮植え01

↑2度目の植え替え期に入った苗の様子。茎が一層たくましく、太いものが出てくる

アスパラガス 仮植え02

↑一度に2本の新芽を出してきている株(左側)
爪楊枝くらいだった枝も太くなり、太いものでは、直径3mm程度の芽も出てくるようになります。また、これまでは、一度に1本ずつしか伸びてこなかった新芽が、2本いっぺんに伸びてくる株も登場し始めます。

 

この段階の鉢の底を見てみると…

アスパラガス 仮植え03

太い根っこが、鉢底を突き破って出てきていますね。もう、そろそろ、このポットでは窮屈になり始めている証拠です。これ以上置いておくと根詰まりを起こして、栄養が回らなくなってしまいますから、植え替えを行います。

アスパラガスは、多年草ですが、常緑ではないので、冬になって霜が降りると地上部は枯れて根で冬を越します。2度目の植え替えは、翌年の春以降、秋口頃までの長い期間を過ごすことになるので、やや、大きな鉢に植えることになります。

 

今回は果樹鉢を用意しました。置き場所や管理のしやすさなどから、菜園プランターや、レギュラーサイズのプランターを利用されても良いでしょう。黒い方の果樹ポットだと、2株程度を植えることができます。

アスパラガス 仮植え04

コスト削減のためなら、発泡スチロールの箱を貰ってきて、直径底に2cm程度の穴を5~6個空けて、土を入れて利用しても良いでしょう。発泡スチロールはコンクリートの上に置いても、照り返しの熱を吸収しないため、屋上やベランダでの育苗には適しています。

 

アスパラガス1年苗の植え替え

いよいよ、植え替えです。ポットにさしていた仮支柱や麻ひもなどを取り除いて、ポットを横に寝かせてもち、軽く、周辺をコツコツとげんこつで叩いて緩ませます。鉢底から伸びているねが絡み合って上手く動かないようであれば、指先でそっとほぐしてあげましょう。

このとき、太い根っこを切ってしまわないよう、細心の注意で行ってください。ポットをかるく握る要領で押して、戻して、を繰り返しても良いです。

こうすると、鉢土に隙間ができて抜きやすくなります。周辺に隙間ができたところで、地上部を手で包み込むように支えて、ポットを裏返し、ごく、軽く引っ張って苗を抜き取ります。

アスパラガス 仮植え05

抜き取った様子。

これは、かなり根鉢がしっかりと発達している苗。植え付ける前に、ちょっと根元をほぐしてあげると、植え替え後の生育がより、良くなります。

アスパラガス 仮植え06

根鉢の高さに合わせて土を入れて、抜いた苗を置きます。それから、周囲にも土を入れていきます。

アスパラガス 仮植え07

元の高さより、やや、上まで土を入れて、軽く押さえて落ち着かせます。仮支柱を立てて誘引してから、底から流れ出る程度のたっぷりした水やりを行います。

支柱を立てて茎を上に伸ばすことで、光合成が促進されて株の成長が早まり、通常3年目からの収穫が、2年目にちょっとだけ味見することもできるようになるんですよ。

 

この後、霜が降りて枯れるまでは定期的に水を与えながら成長させます。地上部が霜で枯れた後は、病害虫を予防するために、刈り取って根茎部分だけで越冬させます。

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