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【注意!】イスラム教の国でお酒を飲む&買う時の注意点

ご存知の通り、イスラム教の人々はお酒を飲みません。イスラム教で飲酒が禁じられているからです。ただし、どれだけ厳密にアルコールを社会から排除するかは国によっても異なりますし、外国人の飲酒に対する感覚も大きく異なります。

 

たとえば、厳格なサウジアラビアではアルコール成分が含まれているという理由で「みりん」の持ち込みができなかったという話を聞きますし、一方外国人がレストランやバーなどで飲酒することにかなり寛容なインドネシアなどのイスラム教国も多く存在します。

 

ここでは、モロッコを例に、「外国人がイスラム教の国でお酒を飲む&買う時に気を付けること」についてまとめていきます。

 

「フラッグスペシャル」「ストーク」「カサブランカ」

北アフリカに位置するモロッコは人口の99%がイスラム教徒の国です。当然ながらモロッコの人々はお酒を飲みませんが、ヨーロッパ方面からの旅行者が非常に多い為、アルコール類の品揃えは充実しています。

モロッコ国産のビールも何種類かあり(写真左から、「フラッグスペシャル」、「ストーク」「カサブランカ」という銘柄のビールになります)、メクネスという地域ではワイン造りも盛んに行われています。

 

ヴァン・グリ(灰色のワイン)

ヴァン・グリ

「ヴァン・グリ(灰色のワイン)」と呼ばれる白ワインの醸造方法で作られるロゼワインはモロッコの特産品のひとつで、きりっとした口当たりが楽しめます。

ただ、やはりここはイスラム教の国。この「灰色のワイン」を購入しようとスーパーに向かったのですが、お酒を買う際の雰囲気は日本とは大きく異なっていました。

 

モロッコの首都ラバトでカルフールの様な大型スーパーですが、酒類の売り場は通常の入り口とは別に設けられています。薄暗い地下の売り場は妙に殺伐とした雰囲気です。

モロッコの人々は基本的に明るく陽気なのですが、ここに買い物に来ている人は皆刺々しい空気を発していて、レジでも「早くしろ!」「俺が先だ!」と穏やかでない声が飛び交っています。

 

後で現地の方に聞くと、彼らはイスラム教徒であるにも関わらず飲酒にはまってしまい、人目を忍んでこっそりとお酒を買いに来ているのだそう。うっかり知り合いに見つかっては大変なので、少しでも早くこの場所を出たい、と焦るあまり刺々しい態度になってしまうのだとか。確かに、真っ黒なサングラスを掛けてお酒を買っていく人もいました。

 

ちなみに、この酒売り場の店員には若い女性もいたのですが、ここで働くことは日本でいうところのキャバクラで働くことに近い感覚だそうです。給料は高いけれど、あまり人には公言できない、という仕事なのです。

 

観光立国で、外国人が飲酒することには比較的寛容なモロッコですが、「お酒=不浄なもの」と敬遠する現地の方が多いことも事実です。お酒の瓶などを丸出しにしていると、タクシーで乗車拒否されることも珍しくないとか。

 

外国人の立場とはいえ、郷に入っては郷に従え。お酒を飲むにしても、屋外や公共の場での飲酒やお酒の瓶が見えるようにする持ち運び方は避ける酔っぱらって大騒ぎすることは控えるなど、イスラム教国での飲酒には、現地の方の気分を害さないような気配りを忘れないようにしたいものです。

関連⇒モロッコ料理クスクス 食べ方

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