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漫画における量感表現~あなたの絵が生きる2つのステップ!

<漫画の量感とは何か?>

漫画の描き方において、漫画にリアルさを出す方法の1つに、『量感』を表現する方法があります。

 

漫画での量感とは何でしょうか?

漫画で言う量感とは、『量』つまり、『質量』の表現だと言えます。

 

絵というものは紙面上に描かれるものですから立体物ではなく、そこに質量は存在しません。

しかし、その絵に量感を持たせることで、その絵を見た人に、その物の質量を感じさせることが出来ます。

またそうすることで絵に存在感が生まれます。

 

絵の存在感は平面上の世界に奥行を持たせ、よりリアルな表現を実現させます。

 

<量感を表現する方法 ①>

量感を表現する際に、初心者がまずやるべきことは、『影』を操ることです。

わたしたちが住む世界は重力が存在するため、ほぼすべての静止物は地面や床に接しています。

漫画 量感01

 

そして、おおよそ上からの光に照らされているため、静止物には常に影が存在しています。

 

つまり物を描き、その物の影を付けたり敢えて消すことで、床や地面を実際に描かなくても

「物が置かれている」

漫画 量感02

 

「物が浮いている」

漫画 量感03

などということが表現出来るのです。

 

例えば、重い物というものは大抵の場合地面に置かれています。

ですから、物体に濃い影を付けることで深く地面に接着していることが表現出来ます。

すると読者は「これは重い物だ」と感じ取ることが出来るのです。

 

逆に、影を描かなかった場合、その物が質量を失ったかのように感じることがあります。

影が無いことで、地面や床に対して接着しているとは感じないため、まるで宙に浮いているように感じます。

そうするとそれは、「軽やかな物」「動きのある物」として読み取らせることが出来ます。

 

また、影の濃淡で表現出来る物もあります。

紙(ティッシュペーパーなど)は軽いため、地面との間に隙間が生じやすくなります。

漫画 量感04

その隙間を影の濃淡で表現すると床や地面に強い接着を感じないため、質量が少ない=軽い物だと感じるわけです。

 

 

<量感を表現する方法 ②>

影で量感を表現する方法は基礎中の基礎でとても簡単な方法ですが、ステップアップしたい場合には次の方法があります。

それは、その物に対して『奥行』を持たせることです。

 

漫画は平面の世界であり、実際に存在している訳ではありません。

したがって、絵に対して質量を感じることはありません。

 

しかし、描かれた絵に奥行が出るとその描かれた絵に立体感が生まれます。

立体感は、平面上の物でも実物のように感じさせることが出来ます。

つまり、奥行きが質量を表現させる、ということです。

 

漫画の絵は所詮、絵ですが、そこにリアルさが存在することで、人は絵に心を動かされるのです。

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