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アスパラガスの植え替え・育苗管理【種から育ててみる!】

・アスパラガス植え替えと管理のコツ

ジフィーで発芽させて、3本ほど芽が出てくる頃になると、アスパラガスの太い根っこが、ジフィーの下から伸びてきます。

この段階に入ったら、直径11cm程度のポット(5号~7号ポット)に植え替えます。このころになると、芽も高さ30cm位まで伸びるようになります。

 

このときの植え替えは、ポットの三分の二程度に土を入れて、そこにジフィーごと苗を置き、周囲を土で埋めるだけでOKです。植え替えというよりは、植え付けに近い感じでしょうか。

 

春に種を蒔くと、盛夏を過ぎるまでは、この11cmポットで生育させることになります。アスパラガスは、比較的日陰でも良く育つ植物ですが、水切れ、肥え切れには弱い性質です。

ですから、水切れだけはさせないように、ポットの下に水受けトレーを置き、早朝または夕方に、高さ1cm程度底水を張って、たっぷり給水させるようにしましょう。日当たりは半日程度でも問題はありません。

 

アスパラガスは根が非常に重要な植物です。根の生育を早めて太らせるためには、水切れさせないことが最も重要です。底水を吸わせると根腐れも起こりやすくなることと、根の生長が良いことを考えると、ポリポットよりは、スリット鉢のほうがより、育苗に適しています。

アスパラガスの植え替え01

最初の植え替え後、1か月程度の様子。中心から、これまでよりも太い新芽が生えてくるようになる。

 

植え替えを行ってから、1~2か月、8月の終わり程度まではこのポットで生育させます。植え替え後に出てくる新芽は、これまでの物よりも太いものが出てくるようになり、伸びたときの高さもより、高くなっていき、そのままでは倒れやすくなります。

倒れたままにしておいても成長はしますが、光合成を盛んにするためには、なるべく枝を立てておいた方が望ましいので、高さ30cmを超えるようになったら、仮支柱を立てて誘引するようにしましょう。

アスパラガスの植え替え02

支柱があまりに太いものだと、鉢がひっくり返ってしまいますから、割りばしや市販の細めの支柱を利用しても構いません。支柱を立てたら、麻ひもなどで囲いを作って倒れようとする茎がもたれかかることができるようにしておきます。

 

水やりを頻繁にすることが難しい場合は、プランターに植え付けておいても構いません。この場合は、90cmプランターに3本程度までが適正な本数です。プランターの場合も、仮支柱を立てて、茎がなるべく倒れにくくなるようにしておきます。

 

・鉢替えの効果

アスパラガスのように、根の生育が重要な多年草植物(野菜)の場合、株の生育状況に合わせて、何度も栽培に使うポットを交代します。ジフィーを使わずに発芽させる場合は、発芽専用の直径1cm程度のトレーを使って育苗する場合もあります。

発芽後、生育に合わせて、段々と大きなポットに植え替えて、2年目の秋に、最終的に畑や菜園プランターなどに定植した後は、7~10年ほどその場所で収穫を行い、植え替えをすることはありません。

 

このような、ポット(鉢)の大きさを段々と大きなものに植え替えていくことを「鉢替え」と言います。なぜ、最初から大きな植木鉢に少量の種を蒔いて、そのまま大きくしないのか?というと、実は、成長に合わせて鉢を段々大きくしていった方が、根の生長が早く、根張のしっかりした良い苗になるからです。

植物の根は、小さめの鉢に植えられていると、鉢土の隙間を埋めるように成長する性質があることと、小さめの鉢の方が温度が上がりやすいので、根の生長スピードが速くなるという性質を利用しています。

 

そのため、アスパラガスの場合、発芽時(たねまき)、最初の植え替え(育苗)、2度目の植え替え(仮植え)、3度目の植え替え(定植)と、4段階の植え付けが行われるのが標準的な方法のようです。

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