スポンサーリンク


キノコ原木の植菌作業【植菌の方法&長木栽培の植菌手順】

・キノコ栽培の最初のヤマ場!植菌とは?

ホダ木の準備が出来たら、いよいよ、植菌作業ですね!キノコ栽培の山場でもあり、休日に子供さんと一緒にやっても楽しいものです。

植菌とは、キノコの菌をホダ木に植え付けていく作業です。

最初にホダ木を栽培方法に合わせた長さにカットし、そこに、ドリルで穴をあけて、ハンマーで種駒を打ち込んでいきます。

 

・植菌の方法

植菌方法は、キノコの種類によって、「長木栽培」と「短木栽培」の2種類があります。更に、プランターで作る場合も含めて、

栽培方法 長木栽培 短木栽培 プランター・室内
適したキノコの種類 しいたけ、なめこ、くりたけ、むきたけ、えのき、 ひらたけ、まいたけ、なめこ、たもぎたけ ひらたけ、なめこ、えのき
ホダ木サイズ ɸ10~25cm×L 60~90cm ɸ25~40cm×L 30~45cm ɸ 10cm×L30cm、ɸ20×L10cm

 

長木栽培の場合、仮伏せの時に何度ひっくり返す必要があります。なめこやくりたけ、エノキを作る場合、週に1回程度回してあげる必要があります。

シイタケに最適なクヌギ、コナラなどの木はそのままでも重く、更に水気を吸うと、余計に重量が増します。直径20cmもあるようなコナラでは、女性が持ち上げるのもかなり大変ですし、うっかり脚の上にでも落とすと骨折の危険もあります。

 

こういう場合は、管理が楽になるよう、短めに切って使う方が安心です。

 

ナメコやクリタケの場合は、適した樹木が、クルミやサクラ、ケヤキといった、やや軽い木で、仮伏せの管理は簡単ですが、地面に半分埋め込んで栽培するので、ホダ木をあまり長く作ると場所を取って、収穫しづらい場合も出てきます。

 

その点を考えて、長さ60cm位にしておくと、コンパクトに栽培できて良いでしょう。

 

ここでは、ナメコを例に、長木栽培の植菌をご紹介します。

長木栽培の植菌手順
①種菌はあらかじめ、パッケージから出して、袋の外からもみほぐしておきます。

キノコ原木の植菌作業01

②ホダ木に、4~5cm幅、1列に15cm間隔くらいで、千鳥になるように、ドリルで穴をあけていきます。専用の種駒用ドリルビットを使うと、ストッパーがついているので、必要以上に深い穴をあけなくて済みます。

コナラなど、カシの木の仲間は、目が詰まっていて木が固いため、穴をあけたものの、ドリルが抜けないことがあります。そういう時は、ドリルの刃を逆回転させて抜くと良いでしょう。慣れるとスピーディーに作業することができます。

キノコ原木の植菌作業02

切り口が直径20cm以上の場合は、切った小口にも穴をあけて植菌します。

ホダ木が太い時は4cm間隔、15cmより細い直系の時は、6cm間隔くらいでも大丈夫です。太さで調整して、なるべくまんべんなく、穴をあけるようにします。また、枝の跡や、皮がめくれているところなどは、雑菌が入り込みやすいですから、必ず植菌しておきます。

 

③空けた穴に、プラグを一つずつ、差し込んでいきます。

キノコ原木の植菌作業03

ハンマーで、木の表面と同じ高さになるまで叩き込みます。

キノコ原木の植菌作業04

④打ち込み終わったものから、仮伏せを行います。家の北側や、庭木(広葉樹)の下など、直射日光が当たらない場所に置いて、ムシロやダンボール、古い毛布をかぶせて保湿します。針葉樹の下に置いてしまうと、菌が死んでしまうことがあるので避けましょう。

置くときは、シイタケは枕木を用意して、直接地面に触れないようにします。なめこ、くりたけはそのまま転がしておいて大丈夫です。

キノコ原木の植菌作業05

短木ホダ木は、段ボールで囲いを作って2つ一組で並べて置き、周囲をおがくずで囲って、毎日水をまき、段ボールで蓋をして直射日光に当たらないようにします。

 

2か月に1回、ホダ木を回転させて、まんべんなく菌が育つように梅雨入りまで管理します。

 

次回は短木栽培の植菌についてお伝えします。

 

キノコ栽培の一覧TOPページへ

関連記事&スポンサーリンク



サブコンテンツ

このページの先頭へ