【注意!】間違えやすい韓国語…よく似てるけどちょっと違う挨拶の言葉

外国語を勉強していて戸惑いを感じるのが、日本にはない使い分けの習慣だと思います。韓国の場合、儒教文化の影響なのか、この「使い分けの習慣」がちょこちょこと顔を出します。

 

今回は、韓国語の挨拶のことばを学んでいて、良く使ううえ、ビギナーが「ややこしい!」と感じるものを集めてみました。

 

「さようなら」の使い分け

親しい仲なら、「じゃーね!」「またね!」「バイバイ!」(韓国でも、「バイバイ!」は通じます)で構わなくても、ビジネスや上下関係がある間柄では、かしこまって、「さようなら」を言わなくてはなりませんね。そんな場合、ちょっとややこしいのが韓国語です。

なぜなら、韓国語には「さようなら」に当たる言葉が2種類あって、この2つがとても似ているうえ、立場で使い分けるルールになっているからなんです。

「立場で使い分けるってどういうこと?」と心配になられるかもしれませんね。ここでいう「立場」は、そんなに難しくはないです。自分が去る側か、残る側か?という違いだけです。要は、「去る人」と「残る人」で、ビミョーに違う「さようなら」をいう事になります。

 

実際に見てみましょう。

残る人が、去る人に言うさよなら → 안 녕 히  가 세 유. (アンニョンヒ ガセヨ)

去る人が、残る人に言うさよなら → 안 녕 히  계 세 유. (アンニョンヒ ケセヨ)

よーく見てください。ハングルでみても、4文字目の「가」と「계」が違うだけなんですね(涙)どちらも、カ行の言葉で、発音も「ガ」というより「カ」に近い感じの音で話される方が多いです。(もともと、韓国語では、清音と濁音の区別が曖昧なようです)

 

カセヨ、は、動詞の「가 다」(カダ=行く)の変化形、ケセヨは「계 시 다`」(ケシダ=居る)の変化形です。それぞれ、意味としては、

「安寧に、行ってください」

「安寧に、居てください」

となります。

間違えやすい韓国語02

一字違いで、立場が反対になってしまいますから、気を付けましょう。

 

現在形と過去形の「いただきます」「ごちそうさま」

食前、食後の挨拶も、韓国語でややこしい!と感じることが多いもののひとつです。こちらは、「立場」ではなく「時間」の違いで、これまた、良く似ている言葉を使い分けます。

いただきます、は 잘 먹겠습니다 (チャル モッケ スムニダ)

ごちそうさまでした、は 잘 먹었습니다 (チャル モゴッ スムニダ)

 

これまた、ビミョーな違いで間違いやすいですね。

直訳すると

「よく、食べます」

「よく、食べました」

という意味で、未来形と、過去形の違いという事が分かります。

間違えやすい韓国語01

ついでに、面倒なことに、お店で食事をするようなときに、「いただきます」と言っているつもりで、「チャル モッケスムニダ」と言うと、「ネー、チャル モッケジュセヨー」(直訳:良く食べてね→たくさん、たべてね)と、店員さんから言われたりすることがあります。

「チャル モッケソヨ」も「いただきます」と同じ使い方もします。きちらは、少しくだけた言い方です。

 

一番ややこしい!「お疲れ様」の使い分け

仕事を終えて、オフィスを出る時、「お疲れ様~」は、職場ではごく一般的な挨拶ですね。

日本人にとって、非常に微妙な違いで混乱を呼ぶのが、韓国語の「お疲れ様」の使い分けだと思います。

まず、オフィスでは、上下関係があるので上司に対しては、敬語、同僚や後輩にはカジュアルな言い方、と、まず、ここで使い分けがあります。

 

上司に対して「お疲れ様でした」→ 수고 하셨습니다(スゴ ハショッ スムニダ)

同僚、ちょっと目上の人に対して→ 수고 하셨어요(スゴ ハショッソヨ)…これが標準的な言い回しです。

後輩や、仲良しに足して→ 수고 했어요(スゴ ヘッソヨ)

 

上記は、「一緒にオフィスを出る場合」の丁寧語と、仲間内のくだけた言い方の使い分けです。

これだけでもややこしいのですが、更に、「立場の違いの使い分け」が重なってきます。

 

標準的な、スゴハッショッソヨを例にしてみましょう。

同じくらいに仕事を終えて、同時にオフィスを出る時 → 수고 하셨어요(スゴ ハショッソヨ)

自分は仕事を終えて、相手はまだオフィスに残る時 → 수고 하세요(スゴ ハセヨ)

間違えやすい韓国語03

これは、いただきますの時と同じで、前者が過去形、後者が現在形という違いですね。見送るときも前者です。

日本人は特にこうした使い分けをする習慣がないので、韓国の人が使い分けていないことに驚くことも、良くあるようです。

 

⇒PDFで作成してみました。半切表

 

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